港北区の冬のスポーツイベントとして開催されている第40回「港北駅伝大会」(同実行委員会・小泉誠副会長《上町》)は、去る(2025年)1月19日(日)、日産フィールド小机(小机町)と、周辺の新横浜公園内「周回コース」で開催されました。
綱島連合町会駅伝チームは出場した3チームがすべて入賞を果たすことができました。
連合町内会の部(20km・20チーム)
大倉山連合町会A
綱島連合Aチーム⭐
日吉連合Bチーム
日吉連合Aチーム
大曽根連合選抜Z
大倉山連合町会B
綱島連合Bチーム⭐
綱島連合Cチーム⭐
綱島地区駅伝チームでは、選手ひとりひとりが目標に向けて年間通して練習し、綱島地区スポーツ推進委員が主催する代表選手選抜のタイムトライアルが鶴見川で行われます。
選抜タイムトライアルは10月のスポーツフェスティバル後から綱島地区スポーツ推進委員が主催し、小学生は1Km、大人は3Kmの河川敷コースで真剣勝負を繰り返し勝ち抜いた上位メンバーが綱島地区代表選手として綱島の象徴である桃をデザインしたユニフォームに袖を通すことができます。
港北駅伝は各地区のプライドを賭けて戦う真剣勝負で妥協はありません。どの地区も目標は優勝です。今回大会では実に大激戦となりました。日吉チームも慶應大競争部で1.3.6.9.区間をインカレに出るガチメンバーで固めたチームはとても強くて、綱島Aチームも一時は日吉に追い抜かれ4位迄後退しましたが、徐々に小学生低学年が地道に少しづつ前を詰めて行き、アンカーの大学女子駅伝部の進藤さんが前を行く大倉山とは8区の襷中継で、2分49秒差で絶望的だったのですが、前を走る日吉の慶応陸上部の強豪女子を1人、そしてまた1人と追い抜き、大倉山の女子選手とは43秒差にまでに差を詰める逆転していくという、手に汗握るスリリングなレース展開となりました。
また、綱島地区の優勝を狙うAチームの重圧とか責任とかプレッシャーがどうしてもかかるのですが、綱島BチームとCチームも選手は大健闘。と言うより、誰よりも楽しくイキイキと走り、綱島の選手はいい顔で走るよねーと沢山の方から言われるくらい笑顔で楽しく走ってくれました。その結果、練習以上のパフォーマンスを発揮して7位、8位に入賞という何か港北駅伝大会の時代を大きく変えるような、楽しく走って勝つような姿に、目を見張りました。
補欠選手も、タイムトライアルであと1秒差というとても惜しいタイム差で選手になれなかったメンバーもいて、チームを支えてくれました。補欠が充実しているチームは強いという陸上競技の格言を裏付けるような子供たちがバックアップしてくれたのも綱島地区の強みてす。補欠選手にはありがとうと言いたいです。
毎年、勝ち続けることはとても難しいことで、怪我やインフルエンザなど予測もつかない事態も起こります。そんな中、今年の港北駅伝大会は綱島の近隣の地区の樽町、大曽根、日吉、高田、あすなろの数年前から一緒に分け隔てなく練習している子供たちも実に20人近くのメンバーが綱島と共に練習を重ねて地区の代表選手として選抜されたことはとてもうれしく、殺伐とした港北駅伝ではない、新しい時代の楽しく走る港北駅伝大会を見たような気がしました。最後になりますが、皆さまの温かい応援が、選手たちの大きな力となり、無事に大会を終えることができました。綱島地区連合町会の一員として、皆さまのご支援とご協力に深く感謝申し上げます。
来年の大会に向けて、私たちはさらに努力を重ねてまいります。今年の経験を活かし、より一層の成長を目指して頑張りますので、引き続きご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます。改めて、心より感謝申し上げます。
敬具
2025年1月31日
綱島地区スポーツ推進委員連絡協議会 会長 小泉誠
綱島地区駅伝チーム監督 古家彰一